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あみだにょらい

鎌倉に墓参りに行ったついでに、普段は足を伸ばしたことのない大仏を見に行った。
材木座の祖母の墓とは、駅を挟んで反対側になるため、滅多に行くことはない。
最近、大仏さまは あみだにょらい像 だということを知って、あらためて見てみたくなった。
あみだにょらい_d0104969_22362053.jpg




アニメ「魔法使いサリー」で、台風の夜に大仏様が歩いたというのをよぉくおぼえている。
そんなくだらない思い出しかなくて、大仏さまには申し訳ないな、なんて考えながら訪れた。
拝観料を払う割には、素っ気ない感じなのは以前来たときと同じ感想だった。
小学校だか、中学校だかの遠足で来て、いつだったか若かりし頃、彼女と来て…以来だな。
観光地はどこも同じで、中国のシトと韓国のシトが多い。
カメラなぞ下げているものだから「ニィハオ! チョトシャッタ オシテアルヨ」なんて頼まれる。
今回も、前回の江ノ島と同じく、中国人カップルに捕まった。
日本語が堪能である。フィリピーナなんかよりなまってないから、最初は日本人かと思う。

はい、撮ったよ撮りました。

もちろん、デジカメである。前回と同じ轍は踏むまいと、撮る前に「横? 縦? バストアップがいい? それとも全身に入れる? 大仏さまは顔を入れるよね?」と細かく聞いた。

前回は、撮ったはいいが、撮った画像を見たカメラの持ち主、つまり中国人カップルは「シェシェ」もそこそこに、違うシトにカメラを渡し、また撮らせていたのである。

ワッシをなんと心得る!? シト読んでカメラヌンだぞ!(数名しか呼んでないが)

ってことで、今回は、撮る前にいろいろ聞いてみたのだが、ほとんどの問いに、アンニュイな反応の中国人カップル。
ま、いいや。とシャッターを押す。

すかさず再生画像を見る二人!

ワッシは

「もう一回撮るアルか?」とおちゃらけていた(ウソ)。
しばらく見入る二人。
なんだかわからないけど、礼も言わない。もう、面倒くさくなったので、そのまま無言で「記念写真を頼まれても、今度は必ず断ろう」と思いながら、大仏さまの前を離れたのだった。

写真は、中国カップルではなく、遠くから撮った記念写真を撮るシトたち。

F+Ai-s105mm F2.5, kodak400
by camacamacama0 | 2010-02-15 22:36 | people


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